プロジェクト: 中国東方航空北京支社基地
所有者:上海東方航空投資有限公司
設計:上海UAE建築企画設計有限公司
施工:北京建設工程集団
LOPOテラコッタパネル: F4030887/F6030887
FD4030008/FD4530008/FD6030008 (LOPO 3Dインクジェットパネル)
本プロジェクトは中国東方航空北京支社の新オフィスエリアとして使用され、総投資額は約7億2千万人民元。北京支社の重点建設プロジェクトの一つです。北京市順義区26ブロックに位置し、東は空港北線、南は保税道路区域3号線、西は計画道路、北は順平空港北線南側道路に接続。総用地面積は29,343平方メートルで、4棟のオフィスビルと地下駐車場から構成され、オフィス及び商業プロジェクト向けに建設されています。延床面積は113,700.2平方メートル(オフィス74,226平方メートル、商業エリア5,000平方メートル)。2019年上半期の完成予定です。
建築デザインにおいて、本プロジェクトは構造的なモダン建築です。デザイナーは灰白色・ダークグレーのテラコッタ外装とブルーグレーのガラスカーテンウォールを使用し、建物ファサードをシンプルで明確な建築ラインに分割しています。グレーと白のクラシックな色彩構成が落ち着きと理性を醸し出し、中国東方航空のような国際企業のオフィスビルスタイルに合致しています。
本プロジェクトのカーテンウォール材の主要特徴は3Dインクジェットテラコッタタイルの採用です。遠目には建物全体がグレー基調に見えますが、近づくとテラコッタカーテンウォール上に変化する質感が確認できます。グレーと白の組み合わせは大理石の自然な質感を思わせ、マット釉薬の質感が建物ファサードにミニマリストな印象を与えています。
デジタルインクジェットテラコッタパネルはLOPO製品群の中でも特徴的なシリーズです。当社の3Dインクジェット装置はイタリアブランドSTSYEM製のCreadigitシリーズプリンターを輸入。画像解像度は400dpiで、平坦面とサンドブラスト処理を施したテラコッタパネルに適用可能です。LOPOの3Dインクジェット印刷技術により、石材や木目など様々な質感をテラコッタパネル表面に鮮明に再現できます。
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