瀋陽青少年活動センターは、瀋陽市東陵区(渾南新区)の国家大学科学技術園内に位置し、東は第4知恵通り、西は第3知恵通り、南は瀋撫運河、北は莫子山路に接しています。敷地面積は42,757.97平方メートル、延床面積は57,495.50平方メートルで、地上3~6階建ての建物と地下室で構成されています。地下部分の面積は7,449.17平方メートル、地上部分は50,046.33平方メートルです。センターは12のブロックに分かれており、劇場・マルチメディアゾーン、青少年・公共サービスゾーン、文化科学体験ゾーン、活動ゾーン、教学ゾーン、幼稚園、青少年社会組織サービスゾーンなどの機能エリアに分かれています。中国国内で施設が最も充実した最大規模の青少年向け公共建築複合体であり、「青少年が経験を積む理想の場所」と評されています。
青少年活動センターのデザインコンセプトは「玉石」に由来しています。平面構造は大小さまざまな六角形で構成され、六角形は玉石を模しており、青少年が内に秘めた原石のような存在であることを象徴しています。彼らは発見され、探求され、磨かれる必要があります。玉石と同じように、青少年も苦難を乗り越え、経験を積むことで将来の人材に成長するのです。
建物の外装は主に茶褐色の赤いテラコッタファサードとガラスカーテンウォールで装飾されています。テラコッタタイルは赤いリボンのように、ファサード全体を美しく分割し、異なる構造の調和的な共存を可能にしています。独特の陰影効果を生み出し、強力な視覚的インパクトを与えています。
ファサード構造の不規則な構成要素のため、テラコッタタイルは長さと形状に応じて切断され、不規則な多角形を作り出しています。プロジェクト全体で300種類以上の異なるサイズのテラコッタタイルが使用されています。最小のものは一辺10cmの正三角形です。LOPO工場では、プロジェクトのすべてのテラコッタクラッディングパネルのカスタムカットを完成させ、ファサードデザインと関連寸法に基づいて慎重に分類・包装しました。これにより、施工効率が大幅に向上しました。
著作権所有。本記事の一部または全部をjp.lopochina.comの事前許可なくいかなる形式でも複製または再送信することは禁止されています