CBDプロジェクト: 歴下総部ビジネスセンター
所在地: 山東省済南市
オーナー: 歴下ホールディンググループ
LOPO製品: 建築用テラコッタ 厚さ30mm、赤色・溝付きテクスチャー
総数量: 13615平方メートル
このプロジェクトは解放東路と奥体西路の交差点北東角に位置し、西側は中央ビジネス区に隣接しています。総面積55,000平方メートル、延床面積410,000平方メートル、総投資額5億元で、歴下ホールディンググループが投資・建設しました。金融グループ本部のオフィスビル4棟とビジネスホテル1棟で構成されています。A棟とD棟は高さ188メートルのプレミアムグレードAオフィスビル、B棟とE棟はそれぞれ高さ55メートルと65メートルの高層オフィスビルです。C棟は五星級ホテルです。完成後は省内最大の金融業本部クラスターとなります。
プロジェクト用地は三面が道路に面した方形区画です。北西角と南東角にA棟・D棟オフィスビルを配置し、中層部にB棟・E棟高層オフィスを配することで、オフィスヤードの微気候や風・光環境を最適化しました。現代的なオフィス空間に加え、建物の地上階は開放的な設計です。底部はピロティ構造で南北を接続し、庭園・中庭・商業施設・レクリエーション空間が有機的に配置され、プロジェクト複合体の滑らかな動線を形成しています。
ファサードデザインにおいて、2棟のオフィスビルにはシンプルで垂直的な建築ラインが与えられ、灰色の天然石材とガラス素材が緊密に組み合わさり、洗練されたモダンな雰囲気を醸し出しています。2棟の高層オフィスビルはテラコッタ外装を採用。温かみのある赤色と優雅な溝付きテクスチャーが、オフィスビルがもたらす圧迫感を緩和し、控えめで快適なストリートインターフェースを創出しています。
LOPOはこのプロジェクトにテラコッタパネル(幅:513mmと600mm)を重ね張り式の水平ルーバーシステムで提供。窓縁部には幅431mmと605mmの直縁テラコッタも採用しました。
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