進化する建設業界において、プレハブ化されたカーテンウォールが増加傾向にある重要なトレンドが見られます。ユニタイズドカーテンウォールがこの潮流をリードしています。
ユニタイズドカーテンウォールは、工場でカーテンウォールパネルとアルミニウム支持フレームを組み立て、建物本体に直接取り付けるユニット式カーテンウォールです。通常は1階分の高さがあり、製造の容易さ、高い機械化レベル、優れた品質、迅速かつ正確な施工など、これまでにない利点を備えています。
ユニタイズドカーテンウォールは、建築物の階高に基づいて工場で寸法測定・製造・組立てが行われます。パネルはユニタイズドカーテンウォールのフレーム内に配置・設置され、内部には建物本体に固定するための接続部品が組み込まれています。現場では、ユニタイズドカーテンウォールを順次吊り上げて建物本体に取り付け、隣接するユニット同士をフレームで圧着し密閉支持バーを形成します。
ユニタイズドカーテンウォールの外装材として、テラコッタファサードパネルはアルミパネルや石材と同様の工程でプレハブ化されます。主なプロセスは以下の通りです:
1. ゴムシール付き縦枠の組立
2. ゴムシール付き横枠の組立
3. ゴムシール付き縦枠の組立
4. 縦横枠を組み合わせてフレームを形成し、ゴムシールを設置
5. ベースプレートの取り付け
6. ミネラルウールと補強バーの設置
7. ベースプレートへのシーラント塗布
8. テラコッタパネルの設置
9. 組立完了
10. 清掃・メンテナンス
テラコッタパネルは石材などの外装材に比べて硬度が低いため、工場でテラコッタカーテンウォールを組立する際、高品質なEPDMゴム緩衝材が不可欠です。テラコッタパネルとアルミフレーム間、および接続部品間にEPDMガスケットを挿入する必要があります。さらに、損傷や汚れを防ぐため、フレーム組込前に保護フィルムでテラコッタパネルを包装します。
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