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晋江三創公園

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晋江三創園(別名:晋江クリエイティブ・イノベーション公園)は福建省晋江市の中心部に位置し、総面積240万平方メートルの計画エリアを有しています。晋江の伝統的な産業強みを基盤に、「第二創業」を特徴とする変革を実現することを目指しています。公園内には公共研究プラットフォーム、クリエイティブデザイン、研究孵化、ハイエンドビジネスが統合され、総合的な科学技術イノベーションエコシステムが構築されます。

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プロジェクトは3期に分けて開発され、第1期は既に運用中です。中国科学院をはじめとする12の公共研究開発プラットフォームが導入され、102の革新的技術スタートアップ企業(うち31社はハイテク企業)が孵化されました。

世界的に著名な建築設計会社Genslerは、2012年のプロジェクト開始時から園区の総合計画を担当しています。園区は低い建蔽率、高い緑化率を特徴としつつ、省エネルギーで効率的な設計となっています。建物はユニークなスタイルと多様な機能形態で設計され、異なる業態・企業規模・人材層のニーズに対応し、よりダイナミックで個性的かつ創造的な空間を実現しています。

LOPO特注の研究開発デザインセンター外観.jpg

研究開発デザインセンターのディテール.jpg

研究開発デザインセンターエリアの外装材は、園内のハイテク産業研究機関向けにLOPOが特別調達しました。園内で特に注目すべき単体建築の一つが、福建海峡グラフェン産業技術研究院です。螺旋状のデザインを特徴とし、建築家はガラスとテラコッタカーテンウォールを用いて滝のような効果を表現しました。ガラスが鎧のように開き、赤いテラコッタパネルが建物のコアが露出するかのように展開され、未来的な雰囲気を醸し出しています。

LOPOはまた、園内の企業オフィスエリアにおける単棟住宅、タウンハウス、低層建築物の外装プロジェクトにも参画しています。このオフィスエリアの建物は3~4階建ての低層建築です。建築家は地形、採光、歩行者動線、機能要件に基づいて建物のレイアウトを合理化しました。大面積のテラコッタ外装タイル、局部の石材装飾、赤いグリルデザインの採用により、ハイテクパークのシンプルでモダンな印象を表現しつつ、福建南部地域の建築様式とも調和しています。

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赤い壁板をまとった公園のタウンハウス.jpg

晋江三創園の単棟住宅.jpg

赤いタイルのハイテクパーク.jpg

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