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LOPOテラコッタを使用した遵義美術館

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プロジェクト: 遵義美術館

設計事務所: 中国西南建築設計研究院有限公司

所在地: 遵義市新浦新区長征大道とオリンピックスポーツロード交差点

LOPOテラコッタパネル: 赤色、ワイヤーストラック&溝付きテクスチャ(11,000平方メートル)

美術館テラコッタ外装正面.jpg

このプロジェクトは遵義市新浦新区に位置し、同市の科学・教育・文化の中核エリアである。都市景観の中心軸として政府庁舎とスタジアムを結び、新区の発展に伴い重要な都市文化ランドマークとなる。

テラコッタ壁パネルとテラコッタチューブの組み合わせ.jpg

延床面積36,000平方メートル、総投資額約4億元の本施設には、美術展示室、文化芸術事務所、研修施設、アート創作センターが含まれる。優れた美術作品を収集・保存・展示し、芸術普及活動を行う総合アート交流複合施設である。

縦型ドライハンギングテラコッタカーテンウォール.jpg

建物全体は囲い構造を採用し、ミニマルで力強く優雅な外観を追求。各機能エリアごとに幾何学的なブロック分割デザインを施し、異なるエリアの外装に差異を持たせつつ、多層的なリズムとの調和を実現。中庭は主に造園で装飾され、静謐で優雅な趣を醸し出している。

櫛目テラコッタテクスチャ.jpg

建物のメインカラーは丹霞赤で、遵義市の輝かしい歴史を象徴。外装全体にテラコッタ素材を採用する一方、美術館部分はオフホワイト花崗岩とガラスカーテンウォールの組み合わせとなっている。

水平テラコッタフィン.jpg

設計チームはLOPO製テラコッタパネル(高さ300mm×長さ900mm×厚さ30mm)を採用し、ワイヤーストラック溝面を特別設計。縦方向に設置されたパネルは通常の溝面テラコッタと共に外装全体の縦方向テクスチャを形成。一部の壁面には断面50mm×150mmの長方形テラコッタバゲットを水平設置し、対比効果による外装の豊かな表情を創出している。

テラコッタレインスクリーン外装の美術館.jpg

テラコッタ外装の遵義美術館.jpg

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